耐震補強工事の内容
今回は耐震リフォームがどのように行われているのか、工事の内容を簡単に紹介したいと思います。
・基礎の補強
建物の基礎がしっかりしていなければ、その上から耐震工事を行なっても意味がなくなります。そのため、まずは基礎のチェックを行い、基礎に問題があれば基礎の補強を行います。
・腐朽箇所の修繕
建物の土台や柱は腐朽している可能性が高い場所です。シロアリによる被害も多いため、腐朽していればしっかりと修繕を行います。また新しい木材を使用する場合には、必ずシロアリ対策が施された木材を使用します。
・壁の補強
建物の壁が「間仕切り壁」の場合には、壁の補強を行わなければいけません。そうすることで、横からの衝撃に強い建物にすることができます。
・屋根の軽量化
屋根が重たいと地震で建物が揺れた際に倒壊しやすくなります。特に日本瓦など重たい材質を使用している場合には、それを軽量な材質のものに変えなければいけません。
住宅の耐震性がわからない場合には、ぜひ耐震チェックを行なってみてください。耐震チェックは基本的に無料で行えるものなので、万一の備えとしてぜひ活用してみてくださいね。
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