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耐震等級とは?~等級の1・2・3を比較~

今回は、「耐震等級」という住宅の耐震性能(強度)を
ランク分けする指標についてのお話です。


日本は、この数十年で大規模な地震がたびたび襲い
そのたびにおおきな被害に見舞われました。

地震による被害は、水害や家事などのほかに
家の倒壊も大きく割合を占めます。

1995年に起きた阪神大震災では
家の倒壊や、家具の転倒によって亡くなられた犠牲者は
全体の83.9%にも及び、

少ない耐久壁と土台からの柱抜けが
大きな原因であったという調査報告があります。

柱や梁、筋交いなどで構成される耐久壁の数が大幅に下回っていたことと
配置のバランスの悪さ、地震の縦揺れなどが要因とされています。


耐震等級は、品確法(正式名称:住宅の品質確保の促進などに関する法律)に
のっとって定められた住宅性能表示のひとつで
3つのランクに分けられています。

①耐震等級1
 建築基準法ので定められた耐震性能を満たす水準。
 数百年に一度程度の地震(震度6強~7)に対しても倒壊や崩壊をしない強度を持つ。
 数十年に一度発生する地震(震度5程度)では損傷しない程度。

②耐震等級2
 耐震等級1で想定される1.25倍の地震が起きても耐えうる強度。
 おもに学校や病院などが該当。

③耐震等級3
 耐震等級1で想定される1.5倍の地震が起きても耐えうる強度。
 おもに消防署や警察署など、防災拠点となる施設が該当

弊社が取り扱う「スーパーストロング構造体バリュー」は
耐震等級3相当の強度を有す住宅建築を実現できます。

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